2歳は『怖さを知らない』 5歳は『失敗を知っている』
大人が「わがまま」や「甘え」と受け取ってしまう行動には、それぞれの年齢ならではの理由があります。
イヤイヤ期の真っ最中にある2歳の「やるやる!」は、自立心が育っている証拠です。
「ただ、ここで少し危険なのは、危険を予測する力がまだ十分ではないっていうところがあるんですよね。やるんだけども、ちょっと怖さを知らないところもあったりとか」
高い場所に登ろうとしたり、こぼしそうなのに牛乳を注ごうとしたりするのも、危険を十分に予測できないからこそです。
一方で5歳になると、さまざまな経験を重ねることで「失敗したらどうしよう」という気持ちが芽生えてきます。
「5歳になってくると、今度は色々経験もしているので、『失敗したらどうしよう』っていう気持ちも育ってきていると思うんですよね」
過去に失敗して怒られたり、嫌な思いをしたりした経験から、「できない」と言って一歩引いてしまうこともあるといいます。
栁先生は、こうした違いを大人に例えて説明します。
「大人の20代と50代とかの違いとも同じなんですよね」
経験が少ないからこそ挑戦できる時期と、経験を積んだからこそ慎重になる時期。
2歳と5歳の姿にも、その縮図が見られるのかもしれません。














