水深90cmになると…

去年、高岡市野村のアンダーパスが浸水し、車が水没しました。

この時の運転手は無事に救出されましたがこのまま浸水して命を落とすこともあります。

井上さんは車の浸水時の体験もしてきました。

施設では4段階の浸水状況で車のドアが明けられるか体験できます。

井上陽子さん
「まずは雨が降っていない、水もない状態でドアを押してみます。簡単に開きました」

続いて水深30センチ。

10キロほどの負荷がドアにかかっていますが、少し力を入れると開けられました。

ところが、50センチは――

井上陽子さん
「次に50センチ。窓から覗くともう水がついてきているくらいの水深です…結構力いりました。ギリギリ開いたという感じです」
係員
「ドアの半分くらいまで水圧がかかっているので30から35キロくらいの圧がかかているということになります」
井上陽子さん
「30キロの米俵が前に置いてあると思えばいいわけですね」

そして、最後に90センチ。窓ギリギリまで水が来ている状態です。

井上陽子さん
「ちょっと座っていては無理なので、助手席にまで足を伸ばして踏ん張ってみますが…無理です。どうやっても出られません。90センチからは逃れられないようです」

水深90センチは240kgほどの圧がかかっている状態なので並大抵の力では、到底開けることはできません。