滋賀県東部を走る近江鉄道。廃線の危機を乗り越え、創立から130年を迎えました。

滋賀県の彦根駅で行われた創立130年の記念式典。知事らに見送られて列車が発車していきます。

近江鉄道は3つの路線が10の市町にまたがり、営業距離は約60kmと大手の阪神電鉄を上回る規模をもちます。

しかし、人口減少や車社会化の波にあらがえず利用者が減少。30年連続で赤字が続き、一時は、廃線の危機に陥りました。

しかし…2024年、滋賀県などが車両や鉄道施設を保有し、維持管理のコストを負担する「上下分離方式」を導入。

近江鉄道が運行業務やサービスに専念できるようになったことで黒字化を実現しました。

130年を迎え鉄道の利用者らは…

(利用者)
「難しいこともあったけれども、続いてるからよかったです」
「これからも上下分離方式でうまいこといったらいいなと思う」

(近江鉄道 藤井高明社長)「沿線の人口は減る傾向にあるので、どうやって補っていくのか。これから考えていきたい」

近江鉄道は今後、観光目的で利用する人を増やしたいとしています。