リニア中央新幹線の中央アルプスを貫くトンネル工事で、5つの工区のうち最後の工区の掘削が始まりました。

長野県阿智村の清内路地区にある「中央アルプストンネル・萩の平(はぎのたいら)工区」の工事現場では、地元の代表者や関係者など100人ほどが安全を祈願しました。

JR東海などによりますと、飯田市と岐阜県をつなぐ全長およそ23キロの「中央アルプストンネル」は5つの工区に分かれます。

このうち4つはすでに掘削が行われていて、最後に開始されたのはおよそ4キロの「萩の平工区」。当初は2021年に開始が予定されていましたが、残土を運び出すために必要な村道の拡幅に時間がかかり、およそ5年遅れとなりました。

JR東海中央新幹線推進本部 亀井丈史担当課長:「中央アルプストンネルは23キロと非常に長い工事になるが、これで(中央アルプストンネルの)すべての工区で着工ができて、いよいよ貫通に向けて一丸となって取り組む状況ができた」

この工区で発生する70万立方メートルほどの残土のうち、およそ46万立方メートルは、清内路地区内の置き場に運ばれ、一部は宅地の造成にも活用されるということです。
「中央アルプストンネル」は、2031年度中の工事完了を目指しています。














