返還された父・質郎さんの遺骨は母が眠る墓に

平和の集いに登壇した二階堂さん。シベリア抑留の父の遺骨が、2024年9月に返還されたことを報告しました。

二階堂芳正さん:
「なんと我が家に父が79年振りに帰って来た。ただいま帰って来たよ。古里が懐かしいと言っているような気がした」

遺骨は、2018年、シベリアの埋葬地で収容され、DNA鑑定で身元が判明しました。

二階堂芳正さん:
「本当に夢の夢で大変感激した。こんなにうれしいことはない」

受け取った遺骨は、母が眠る墓に一緒に納めました。

二階堂芳正さん:
「やっと2人揃って、天国でいろいろな話をしているのかなと」

訪れた人:
「多くの人が本当に苦しんで悲しんでいるのに、今の世の中はなんだろう、胸が詰まった」
「自分たちのことに結び付けて考えられるようにヒントをもらったような気がする」

シベリア抑留をテーマとした一人芝居の上演も。

鴇田明美(ときた・あけみ)さんの一人芝居:
「シベリアに連れて行かれて、寒いところで木を切ったり、レンガ造りなどをして働かせられている」

二階堂さん。親孝行は叶いませんでしたが、父の優しい笑顔を思い浮かべていました。

二階堂芳正さん:
「(父が)元気に帰ってきたら、本当にこんな幸せはなかった。いろいろなところに連れて行きたかったなと思うが、79年ぶりに帰ってきたことを報告したこと親父も大変喜んでいると思う」

シベリア抑留で父を亡くした二階堂さん。世界の平和を誰よりも強く願っています。














