東京都の小池知事は、少子化対策や子育て支援を充実させるとして、2歳までの第2子の保育料の無償化などの施策を発表しました。

東京都 小池百合子知事
「本来であれば、国が国家百年の計に位置づけて取り組むべきことですけれども、いま、待ったなしの状況を踏まえて、都独自の給付に踏み切ることとしました」

東京都は、0歳から2歳の第2子の保育料について、今年10月から無償化することを発表しました。

また、都内に住む0歳から18歳への1人あたり月額5000円の給付を「018サポート」と名付け、来年度の12か月分、6万円を来年1月ごろに現金で一括給付するということです。

東京都はこのほか、健康な女性の卵子凍結の費用を助成するなど、「チルドレンファースト社会」を実現するとして、およそ1兆6000億円の予算を計上しています。