長野県高森町が発祥とされる飯田下伊那地域の特産「市田柿」。
地元の子どもたちに特産品を知ってもらおうと、およそ1300個の「市田柿」が、小中学校の給食で提供されました。


高森南小学校の給食では、「市田柿」が一人ひとつずつ配られました。
秋の風物詩「柿すだれ」でも知られる、飯田下伊那地域特産の「市田柿」。
1921年=大正10年に当時の市田村=現在の高森町の生産者が、干し柿の名称を「市田柿」として県に申請し販売を始めたとされ、2021年、ブランド化から100年を迎えました。
町の商工会や生産団体などでつくる推進協議会は、地元の子どもたちにも特産品に親しんでもらおうと、10年以上前から毎年、学校の給食に提供。
町内の3つの小中学校にあわせておよそ1300個が贈られました。

(児童)「柔らかくておいしいです、高森町のものを食べられてうれしい」
「僕は市田柿が好きなので給食で市田柿が出るときは本当にうれしいのでよかったです」
推進協議会では今後も給食への「市田柿」の提供を続けていきたいとしています。