室蘭工業大学で研究が進められている無人の小型ジェット機の自動飛行の試験が北海道の白老町で公開されました。
12日午前、国が開発するH3ロケットの6号機が打ち上げに成功。
新しい形の機体で去年12月の失敗を乗り越えました。
一方、こちらは白老町の実験場です。
藤田忠士 記者
「上がった。うまく離陸しました。すごいすごいすごい。」
11日、勢いよく離陸したのは室工大が開発する小型ジェット機「オオワシ」です。
2005年から研究を続けてきましたがその間には。
(2010年の着陸失敗)
藤田忠士 記者
「おー!ああーー…」
当時800万円の機体は、実験の初フライトで着陸に失敗。
あの日から16年。
最新のオオワシには、最先端の技術が組み込まれています。
藤田忠士 記者
「今回は完全自動飛行という新機能を引っさげて帰ってきました」
室蘭工業大学 航空宇宙システム工学ユニット 畠中和明 准教授
「飛行中に突風を受けたり機体が傾いたりする。傾いても水平に戻す制御が自動でかかる」
離陸後、オオワシは実験場の上空を時速160キロで2周旋回。
約3分間、位置や姿勢を自動で把握しながら自動で飛びます。
藤田忠士 記者
「開発者たちが見守る中、オオワシは優雅に空を舞っております」
室蘭工業大学 航空宇宙システム工学ユニット 畠中和明 准教授
「着陸に入れます」
飛行機にとって、着陸の直前は「魔の時間」とも呼ばれる危険な時間です。
藤田忠士 記者
「やばい?やばい?え?ああ~。残念…」
機体のカメラを見ると、滑走路へ向けて旋回を始めた途端高度が下がり、草地に突っ込んでしまいました。
開発チームの学生
「旋回して着陸するんですが、滑走路に対したときの機体がすごく低かったのでそのときに怖いなと。今回は失敗しないと思っていました」
開発チームの学生
「こういう失敗は自分のところでもよくあること。ここで挫折せずに次にいけたらいいな」
室蘭工業大学 航空宇宙システム工学ユニット 畠中和明 准教授
「残念です。これを解析します。しっかり。いいところをお見せできなかったです。前回、成功した映像がありますので、それは見ていただけるんですが」
オオワシは、2026年3月、既に、完全自動飛行に成功していてこれは、国立大学の中で快挙です。

室工大は、今後、新たな機体をつくり、冬までにもう一度、完全自動飛行に挑戦します。














