■3か月前、兄と口論になり追いかけられた

高校を卒業後、埼玉県の自動車整備工場で勤務した高畠被告…。そこでも同僚とトラブルになり、ふたたび富山に帰ってきました。

両親は兄弟の仲が悪いことを不安に思い、高畠被告を富山市内のアパートで生活させます。

そして事件の3か月前、兄と口論になり、包丁を持って追いかけられたといいます。

高畠春樹 被告:
「いつか殺さないと、自分が先にやっておかないと。やられる前にやっておかないと、と思うようになりました」

その後、スマートフォンで、「兄を殺したい」「死体処理方法」などと検索するようになり兄の殺害を決意しました。

高畠春樹 被告:
「相模原の死刑囚の発言に触発されました」弁護人:
「どんな発言ですか?」

高畠春樹 被告:
「障害者なんて死んだほうがいい、そんな言葉です」