北海道旭川市は「民設民営」による新アリーナ建設について、当初目指していた2030年度の開業を断念することを明らかにしました。

旭川市が花咲スポーツ公園に建設を計画している新アリーナをめぐっては、バレーボール男子SVリーグ、ヴォレアス北海道の本拠地と位置づけ、旭川市が建物を保有しない「民設民営」の手法で事業者を公募していました。

しかし4月の募集締め切りまでに公募に応じた事業者はなく、11日旭川市は、現在の条件で事業者を募集することを一旦中止すると市議会経済建設常任委員会に説明しました。

これにより新アリーナの開業は、当初目指していた2030年度から最短でも1年半遅れる見通しです。

11日の市議会で旭川市は、民設民営についての事前説明会に参加した事業者にヒアリングした結果、「収益性が低い」「事業リスクが高い」などという回答があったことを説明しました。

旭川市役所

旭川市は、民設民営による新アリーナ計画について、事業者の募集は一旦中止したうえで、市が施設を保有する形も含め、今後の方針を今年度中に決めるということです。

また開業時期については、民設民営など旭川市が施設を保有しない場合で1年半から2年、旭川市が保有する場合は3年から4年遅れるとの見込みを示しました。

バレーボール男子SVリーグは、2030~2031年シーズンから5000人以上が観戦可能なアリーナを加入要件としているため、SVリーグのヴォレアス北海道のライセンスへの影響も懸念されます。