たかさんの集大成 「こころ」をどうしても歌いたい
たかさんがどうしても入れたかった曲があります。沢さんが代表曲として大事にしている「こころ」。アルバムのタイトルにも付けました。
(♪“こころ”)
「わたしのこころは湖水です どうぞ漕いでお出でなさい」
たかさんの人生が詰まったCDになりました。
(東條高さん)
「もう今は独り身やけど、もう歌がなかったら生きていけないね、ほんまに」
「続けます。自分の命がある限り、歌いたいと思います」
(沢知恵さん)
「私はたかさんを見送るんですよ。天国に。たかさんが珍しくね、車の窓が開いてたんだけど、『さよなら、さよなら』って言ったのよ。
そんなことあんまり言わないんだけど、『さよなら』って。
あー、私はたかさんを見送るよっていう気持ちに、きょうなりました。このレコーディングは、たかさんから私への最後の大きなプレゼントだったんだと思う。
たかさんが、『ぼくがいなくなっても、知恵さん、寂しくないように。
あなたはあなたなりに、ちゃんと私に関わってくれたよね』っていうことを私に思わせてくれるためのプレゼントだったなって思います」
全国の国立ハンセン病療養所の入所者は(5月1日時点で)551人にまで減りました。
その数だけ残したい「こころ」があります。
この記事の【前編】を読む
ハンセン病療養所“大島青松園”の95歳 東條高さんがCDアルバム制作 歌手の沢知恵さんと二人三脚で













