2025年、宮城県石巻市が町内会に配布した殺虫剤を住民2人が誤って飲み、このうち1人が死亡していた問題です。
11日の石巻市議会臨時会で齋藤正美市長は、事案の公表について、遺族と認識の相違があったことを明らかにしました。
齋藤 正美・石巻市長:
「面談では事案を鑑み、複数人が立ち会った中で『個人及び地域を特定されたくない』との発言があったことから、公表を望んでいないという認識だった」

齋藤市長は、市議会臨時会での黒須光男議員の質問に対し、このように述べ、事案の公表について、遺族との認識の相違があったと話しました。
この問題は2025年6月から7月、石巻市が町内会に配布した殺虫剤を誤って飲み、80代の男性が死亡し、3歳の子どもが救急搬送されたものです。
80代の男性の死亡について石巻市は当初、「遺族の意向もあり公表していなかった」と説明していました。

齋藤 正美・石巻市長:
「亡くなって遺族が悲しんでいるときに、そういう話を詰めていっていいのか時期的なこともあるし、そのあたりも考えなければならない」

石巻市は6月、電話であらためて確認したところ、遺族から「公表してもかまわない」と伝えられたということです。















