地球の深さ660km付近には、地震波の速度が急変する「660km不連続面」と呼ばれる境界が存在します。

この境界は上部マントルと下部マントルを分ける重要な境界であり、沈み込むプレートや地球深部から上昇する物質が停滞するなど、地球内部の構造や進化を理解するうえで欠かせない場所とされています。

しかし、なぜこの境界がこれほど複雑な凹凸構造を持つのか。

その謎に、岡山大学惑星物質研究所の石井貴之准教授と学習院大学の糀谷浩教授、赤荻正樹名誉教授らの共同研究チームが、ついに明確な答えを提示しました。