農水省がおよそ2年ぶりに行った備蓄米の買い入れ入札で、今年産のコメで予定していた全量が落札されました。

農水省は、今年の夏から秋にかけて収穫されるコメを「備蓄米」として買い入れるため、4月から4回にわたって入札を行いました。

公表された結果によりますと、4回目までの落札量はあわせて20万7521トンで、政府が予定していた全量に達しました。

買い入れ価格は公表されませんが、民間の「米穀データバンク」の調査では、玄米60キロあたり2万500円ほどが上限だったとみられます。価格が高騰する前のおととしと比べると、7000円ほど高い水準です。

備蓄米の買い入れ価格は新米価格の目安になり、専門家は「業者間の取引などでも参考にされる可能性がある」と指摘しています。

民間が抱えるコメの在庫が過去10年ほどで最大となり、値下がりの見通しが強まる中、今年の新米価格の動向が注目されます。