地球深部に届いたプレートの痕跡
中央アメリカ周辺では、長い地質時代にわたって海洋プレートの沈み込みが続いてきたと考えられています。
この研究で見つかった地震波速度異常は、こうした沈み込んだ海洋プレート由来の岩石が、核―マントル境界付近まで運ばれている可能性を示しています。
一方、ハワイ下でもS波速度の低下が見られたが、P波速度構造が得られていないため、中央アメリカほど強い証拠とはいえません。
ただし、ハワイ下の沈み込んだ岩石は中央アメリカ下よりも高温である可能性があり、地域ごとの温度差によってseifertite相転移の深さや地震波速度異常の現れ方が変わることも示唆されました。














