岡山市北区の岡山後楽園の鯉などが住む池に驚きの生き物が現れました。タンチョウにつぐ園の新名物になればと期待されています。

職員がエサをまくといつもの通り集まった鯉。そこに黒い影が・・・

(記者)
「いました。いました!鯉の上にウナギが…。」

ウナギが見つかったのは後楽園の中心にある沢の池です。今月16日に観光客が鯉にエサをやっていたところ、白や赤の鯉に紛れて黒いウナギが現れました。その後もたびたび目撃されています。

(岡山県後楽園事務所 石井 謙次 所長)
「私どももびっくりしたんですけども、昔からいる職員に聞いても、鯉のエサ場で見たのは聞いていない。排水溝からそのあたりから入ってきたことが考えられるのではないかな」

沢の池に暮らす鴨や亀もびっくりの珍客。園としてはひとまず様子を見守ることにしています。

(岡山県後楽園事務所 石井 謙次 所長)
「私は勝手に沢の池ですから、『沢太郎』と呼びたいなと思っているんですけど。是非一度この雄姿を見に来ていただきたい。タンチョウ、鯉に継ぐ後楽園のアイドルになっていただけたら」

大名庭園をゆうゆうと泳ぐウナギ。招き猫ならぬ招きウナギになるかもしれません。