愛媛県内の山々の魅力と合わせ、気候変動や、近年被害が広がっているシカによる食害などの課題を紹介する企画展が愛媛大学で開かれています。

愛媛大学ミュージアムで8日から始まった、企画展「えひめの山」では、県内の山々の魅力と合わせ、気候変動などがもたらす様々な課題について紹介されています。

会場には、山岳信仰についての紹介や、山の動植物などについて、教授らが執筆したおよそ50枚のパネルが並びます。

かつて愛媛県東温市の皿ヶ嶺で新種として発見されたものの、その後、県内では絶滅したとされる、貴重なチョウ「ベニモンカラスシジミ」の標本も展示されています。

近年増加するシカの「食害」などについて紹介するコーナーでは、山の植物を食べ尽くすことで、土砂がむき出しとなり、災害につながる恐れがあることや、現在行われている対策が解説されています。

また、3Dデータにより様々な角度から山を見て、標高や登りやすさなどを確認することのできるコーナーも設けられています。

(愛媛大学ミュージアム 吉富博之 教授)
「知ってもらうところが一番でそれを自分の知識として持っておきながら、山に登ってもらって自分でどう感じるのか、実際に自分で感じてほしい」。

この企画展は8月1日まで開かれています。