商業捕鯨で捕獲されたナガスクジラの生肉が、9日朝に仙台の市場に入荷し競りにかけられました。

仙台市中央卸売市場に入荷したのは、オホーツク海で捕獲されたナガスクジラの生肉2tです。

今回は、全国で仙台だけの入荷で、仲買人らが上質なクジラを競り落とそうと活気づいていました。

9日の競りでは、希少部位である尾びれの付け根の「尾の身」に2025年を上回る1㎏あたり最高40万円がつけられました。

最高値で落札した鈴力水産鮮魚部 熊谷仁志部長補佐:
「おいしいクジラをアピールする部分でも、やはり値段を付けないとアピールになりませんし、去年、おととしに続いて『一番クジラ』を買い付けできたので、まずはひと安心」

また、市場では仲買人などにナガスクジラの刺身やユッケが振る舞われました。

2026年は、捕獲の時期を2025年から1か月遅らせたことで、たっぷりと脂を蓄えより上質な味わいになっているということです。

競り落とされたナガスクジラの生肉は、9日から県内のスーパーの店頭に並ぶほか、飲食店でも提供されるということです。次回のナガスクジラの捕獲は道東沖で秋以降に行われます。