ゆりかごの扉の絵と外観が鮮明に記憶に

熊本市の慈恵病院が2007年に開設した「こうのとりのゆりかご」。親が育てられない乳幼児を匿名でも預かる、いわゆる「赤ちゃんポスト」と呼ばれるものです。

昨年度は7人が預けられたことが熊本市から先月発表され、開設から19年で、預けられた子どもは200人となりました。1人目の子どもが、航一さんでした。

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(宮津航一さん)
「ゆりかごの扉の絵と外観ですね、これが本当に私の頭の中にも写真で撮ったかのように鮮明に1枚、記憶として残っています」

「テレビの報道で(この外観が)出されたときに『僕ここに行ったことがある』と(里親の)両親に伝えたそうです。そこから両親は『彼がひとつでもふたつでも知っているならば、それは包み隠さずしっかり話を伝えよう』と言ってずっと生い立ちを伝えてくれたと。そういう意味では、告知をしてくれた両親に本当に感謝をしています」

宮津さんはその後、熊本市の夫婦に里子として迎えられます。

【後編へ続く】
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