県が繰り返し中止を求めるなか、米軍が先月27日と今月4日に嘉手納基地でパラシュート降下訓練を実施したことをめぐり、県は沖縄防衛局などに抗議しました。
陸域での訓練は原則、伊江島補助飛行場で実施されると日米で合意されている米軍のパラシュート降下訓練。
嘉手納基地での実施が常態化していて合意の内容に反しているとして、県が訓練の中止を繰り返し求めるなか、米軍は先月27日と今月4日の2回にわたり、嘉手納基地で訓練を強行しました。
これを受け県は5日、外務省沖縄事務所の紀谷昌彦大使と、沖縄防衛局の村井勝局長を県庁に呼び出し、訓練強行に抗議しました。
県の抗議に対して外務省沖縄事務所の紀谷大使は、「米側からは、訓練の安全性を総合的に検証・調整した結果、伊江島補助飛行場での実施が困難だったと説明があった」と述べ、訓練が例外的だったとする米側の認識は日米合意に沿ったものだと強調しました。
宮城副知事:
「県としては、訓練にかかるコストや時間を節約すること等を目的として安易に嘉手納で実施されているのではないかとの疑念を抱かざるを得ない状況であります」
沖縄防衛局の村井局長は、「米側との詳細なやり取りは差し控える」とこれまでと同じ説明を繰り返すにとどまり、米軍が嘉手納基地で実施する明確な基準は今回も示されませんでした。県は今後米軍も県庁に呼び出し抗議したい考えです。














