園児に下着姿のまま食事をさせるなど不適切な保育をしたとして、仙台市内の保育所が市から行政指導を受けた問題で11日夜説明会が開かれ、保育所の代表が保護者に陳謝しました。

太白区の認可外保育所「チャイルドルームきいろいくまさん」で、11日夜開かれた説明会には保護者50人ほどが出席しました。この問題は、この保育所で保育士が園児の服を脱がせて下着姿のまま食事をさせたり胸を小突いて尻もちをつかせるなど合わせて6つの不適切な保育が確認され仙台市から行政指導を受けたものです。説明会では、佐々木拓哉代表が「保育士がこどもの人権について認識の甘さがあった上、職員同士でのチェック機能が欠如していた」などと陳謝したということです。

チャイルドルームきいろいくまさん 佐々木拓哉代表:
「大変申し訳なかったとは思っています」


その上で不適切な保育に関わった保育士ら合わせて4人を解雇ないし減給の処分にしたほか、代表も役員報酬カットなどの処分をしたと明らかにしました。
仙台市は、この保育所に対し、1月18日までに改善計画書の提出と2月10日までに改善報告書の提出を指示しています。