市町村議会など地方議員のなり手不足が深刻です。
「議員の仕事に興味を持ってほしい」不足の解消に向けて立ち上がったのは現職の議員です。
オホーツクの訓子府町です。5月、ちょっと遅めの「入学式」が行われました。
訓子府町議会・山田日出夫議長
「入学を許可する。よろしくお願いします」

ここは学校ではなく町議会の議場。訓子府町議会が始めた「ぎかいいろは教室」です。
人口約4300人の訓子府町。定員10人の町議会議員選挙は、前回と前々回と2回連続の「無投票選挙」で、なり手不足が深刻です。
山田日出夫議長
「まち作りにも悪影響が出ているので、新しい議員を生みたいと思って始めました」

次世代の議員のなり手を育てようと、現職の町議らが講師になって議会の役割や選挙の仕組みなどを教える「学校」を立ち上げました。
授業は10月までに6回あり、5月の1回目の授業には3人が参加しました。

参加した女性
「速読のインストラクターをやっています」

参加した男性
「『おれは訓子府町議になるぞ』と警察官を辞めてきたんです」
山田日出夫議長
「みなさん、議会中継のYouTubeを見たことありますか?」
参加した女性
「ないです…」
待遇や報酬も議員自ら、包み隠さず教えます。

村口鉄哉町議
「議員報酬は18.5万円で(年間)308万円ちょっと。高校の初任給よりも月額が少ない」
生徒たちの反応は…
参加した女性
「やりたくないわけでも、やりたいわけでもない。興味はあります」
参加した男性
「町議になりたいなと思うので、勉強だけはしようかなと」

山田日出夫議長
「できれば議員になりたいという人が生まれてほしいし、町づくりに目を向けたり、理解してもらう方に(町政への道を)進んでもらえればありがたい」
学校では今後、定例議会の傍聴や、模擬議会で実際に質問台に立ち、議員のやりがいを体験してもらうということです。














