今年は4月までに7390品目の食品の値上げが予定されるなど、値上げが相次ぎそうです。そんな物価高の中、どうすれば値引き品をうまく手に入れることができるのか? 賢い買い物術について専門家に聞きました。

■値引きには「順番」がある! そして値引きは「天気」と連動する!

山内あゆキャスター:
物価高騰の今、話題のツイートをご存知でしょうか。

「俺が献立を決めるのではなく、“半額シール”が決めている」

SNS上では「名言すぎる」「悲しいけどわかる」など“10万いいね”の反響がありました。

調べてみると、値引きシールが貼られるタイミングというものがあることがわかりました。お話を聞いたのは、家事アドバイザーAll About 節約ガイドの矢野きくの さんです。

値引き品の購入ポイントは3つです。

(1)「どんな商品が何時になったら値引きされるか」を研究すべし!

実は値引きには順番があるんです。値引きされる順番が早いのは、刺身 → それから惣菜・弁当 → 最後に肉類となります
時間も大体決まっています。閉店の2~3時間前から20%オフで始まって、1時間前には50%オフにまでなると、大体どこのお店もマニュアル化されているということなんです。

スーパーで働いていたというホランさん、これ本当ですか?

ホラン千秋キャスター:
そうだと思います。日によって、スーパーによって違うと思うんですけど、「この時間帯に来ると、何%オフが貼られている」みたいなのを何度か行って研究するのは大事ですね。

(2)値引きは「天気」と連動する!

山内キャスター:
雨の日には、どうしても買い物をせず、客足は減ってしまいます。そうすると売れ残りが多くなる傾向にあります。ですから、雨の日には早めに値引きをするスーパーというのが多いそうなんです。
しかも、駐車場のないスーパーでは、車なら雨の日でも買い物に行けるけれども、歩いて行くスーパーだと客足がより悪くなるので、駐車場のないスーパーの雨の日は、早めの値引きに期待ができるということでした。

ホランキャスター:
あとは“休日の駅ナカのスーパー”ですね。

山内キャスター:
いったいなぜ!?