中国の吉林省で先月、旧日本軍が遺棄した化学兵器を処理していた日本人2人がけがをし、一時的に入院していたことが分かりました。

内閣府関係者によりますと、中国・吉林省で先月26日、日本人の作業員らが化学兵器の発掘・回収作業をおこなっていたところ、砲弾から化学剤が漏れ出し、接触した2人が手にけがをしました。

作業中は防護服を着用していたということですが、現地の病院で診察を受け、経過を観察するため数日間入院しました。

2人はすでに退院し、日本に帰国したということです。

日本政府は2000年から中国各地で旧日本軍が遺棄した化学兵器の発掘作業をおこなっていて、これまでにおよそ12万発を回収しましたが、吉林省にはまだ多くの砲弾が残っているとみられ、作業が続けられています。