静岡県立こども病院は6月3日、心臓に重度の疾患を抱えた2歳の男児の治療に成功したと発表しました。小児の心臓の腫瘍に伴う不整脈治療に成功したケースは、極めて珍しいということです。
<治療を受けた男児の母親(34)>
「車で遊んだり笑ったり歌ったりすごく順調に回復している」
北海道に住む2歳の男児は、心臓の腫瘍が原因で1歳1か月頃から心臓が必要以上に速く動いてしまう不整脈を発症しました。全身に十分な血液を送り出せなくなることで心臓が停止してしまう重度の疾患です。
高度な手術ができる病院を探して5月18日に、こども病院に転院しました。1週間後に心臓の腫瘍を一部切除し、不整脈を引き起こす異常細胞を凍結させて破壊する高度な手術を行いました。
腫瘍は、これ以上大きくなることはなく、術後は一度も不整脈が起きていないということです。
<治療を受けた男児の母親(34)>
「お庭でプールに入れてあげるとか近所の公園に行くとか、普通のお子さんが経験していることをさせてあげたい」
男児は、早ければ数日中に北海道の病院に転院できるということです。
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