■109人の警察官を巻き込んでしまった

女のついたウソは、警察の本来の業務に多大な悪影響を及ぼしました。警察官から供述の矛盾点などを指摘されても、女は強盗被害に遭ったという虚偽の供述を重ね続けたのです。

その結果、事件当日から今年1月5日ごろまでの約1か月間、上山署や山形県警の警察官、合計109人が対応に追われる事態となりました。

警察官たちは、現場鑑識活動、車両検問、防犯カメラの捜査などの全く必要のない捜査活動を余儀なくされました。

裁判長は判決のなかで、「地域の安全を守る警察官らの本来の業務を妨害した結果は大きい」と、その影響の重大さを厳しく指摘しています。