ばんえい競馬で調教師や馬主が名義貸しに関わっていたのではないかという疑惑。主催する帯広市は3日、馬主などの登録業務を行う地方競馬全国協会が行った特別調査の結果を公表しました。

帯広市 農政部(ばんえい競馬担当)加藤帝 参事
「本調査では馬主の名義貸しを裏付けるような証拠や証言は得られなかった、との調査結果を受理したので、帯広市としてはこの調査結果を調査の結論としてここに発表します」
「疑惑を裏付ける証拠は得られなかった」それが結論でした。
競馬法では他人名義での競走馬の登録や所有が禁じられています。

にもかかわらず、調教師2人が馬主4人の名義を借りて馬を出走させ、賞金などを受け取ったとして、帯広の市民団体が、5月、警察に告発状を提出しています。

疑惑を受け、馬主などの登録業務を行う地方競馬全国協会は、10人を超える関係者への聞き取りなど実施。しかし、名義貸しを裏付ける証拠や証言は得られなかったと結論づけました。
ただ、会見ではこんなやり取りも。

(シロ(潔白)ならシロと結論付けない?)
帯広市 農政部(ばんえい競馬担当)加藤帝 参事
「『それ以上のことはない』ということなので、シロともクロとも、とわれわれは理解しています」
調査は任意のもの。今回、証拠や証言が得られなかっただけで完全に疑惑が晴れたわけではない状況も浮かび上がりました。
帯広市は、ばんえい競馬の透明性や信頼性の向上に向けた取り組みを進めるとする一方、現時点で新たな調査を行う考えはないと話しました。

刑事告発をした市民団体の代表は、この調査結果について「公営競技でグレーのまま終わらせるのはあってはならない、調査は不十分だ」とコメントしています。














