なぜ飛び散っている?
──クモのふんは、インクが飛び散っているように見えますが…。
(東洋産業 大野竜徳さん)
「獲物を探して歩き回るタイプのクモは決まった巣を持たず、一カ所で休んでいることはありますが、基本的には転々と移動するため目立ちにくいところにあちこち糞が残ります。
いっぽう、目立つ糞を多く残すのは巣を張るタイプのクモ。天井の角や隙間などに巣を作り、しばらく同じ場所に居座ります。
とくに、クモが気に入る場所は集中し、いつもにぎわっている状態になりがちですので、その真下の目立つ場所に集中して糞が落ちて増えていきます。
生き物の糞というと、黒っぽい塊をイメージする方が多いかもしれません。
しかしクモの糞は、白っぽい色が混じることがあり、しかも水滴が乾いたような形なので、ぱっと見で、糞だ!と気づきにくいのです」













