台風6号は、午前11時現在、静岡県内に最接近していて、伊豆地方で線状降水帯が発生するなど、大雨災害の危険度が急激に高まっています。気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。

<青島悠記者 静岡・伊東市 3日午前>
「午前6時過ぎのJR伊東駅です。非常に激しい雨が降っていて風も非常に強い状況です」

伊豆地方は、午前7時20分頃、線状降水帯により非常に激しい雨が降り続き、命に危険が及ぶ災害発生の危険度が急激に高まりました。

県内は、前線や台風周辺の暖かく湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定となっていて、非常に激しい雨の降っているところがあります。

新しい防災気象情報の運用後初めてとなるレベル4大雨危険警報は、静岡市南部、伊東市に、レベル4土砂災害危険警報は御前崎市、熱海市、伊東市などに発表。警戒レベル4避難指示については、熱海市、伊東市、下田市、御前崎市などが発表しています。

気象庁によりますと、3日午前11時までの24時間降水量は、御前崎市で256.5ミリ、東伊豆町稲取で259ミリと、それぞれ6月の観測史上最大となったほか、伊豆市天城山で371ミリ、熱海市網代で169.5ミリなど、線状降水帯が発生した伊豆地方で非常に激しい雨が降りました。

この影響で沼津市などを流れる狩野川は、下流域でもこれから水位が上がると見込まれています。

4日午前6時までの24時間降水量は多いところで、中部、西部、東部、伊豆でいずれも200ミリと予想されています。

台風6号は、昼すぎ以降、静岡県から離れる見込みですが、引き続き、土砂災害などへの厳重な警戒が必要です。