去年11月、外国人犯罪グループと共謀し、26歳の男性を中国で誘拐したとして34歳の男が警察に逮捕されました。男性はカンボジアまで連れ去られ、特殊詐欺のかけ子をさせられたとみられています。
所在国外移送目的誘拐の疑いで逮捕されたのは、福島県郡山市の職業不詳、矢内俊介容疑者(34)です。
矢内容疑者は去年11月、外国人犯罪グループと共謀し、26歳の無職の男性に対し、「中国でやる電話対応の仕事」などとうそを言い、中国まで行かせ、そこで誘拐した疑いがもたれています。
警察によりますと、矢内容疑者は男性と建設現場の仕事で知り合い、男性から仕事を紹介してほしいと言われ、航空券を送っていたということです。
男性は中国で誘拐された後、カンボジアまで連れ去られ、そこで特殊詐欺のかけ子をさせられていたとみられています。
男性が友人に「特殊詐欺のかけ子をさせられている」などと連絡し、その後、千葉県警に相談があったことで事件が発覚。男性は去年12月に日本に帰国したため、矢内容疑者を特定したということです。
取り調べに対し矢内容疑者は「覚えていません」と容疑を否認しています。
男性はカンボジアで中国人とみられる外国人犯罪グループのもと特殊詐欺に加担させられていたとみられていて、警察は矢内容疑者とグループの関連を調べています。
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