“六月病”にならないために

対処法としては、まず自分の状態を把握することが大切です。
「休むべき時に休む」ためには、自分が今疲れているのかどうかを知る必要があります。

木村医師が毎朝行う“元気度チェック”というものがあります。
元気な時を100%として、「今日は何%だろう」と考えます。そのパーセンテージに合わせて、「これだけはやろう」と決めたもの以外は+αと考えて、無理せず行動します。

精神科医・産業医 木村好珠氏:
正直100%ある方はほとんどいないです。大体60~65%で頑張ってやっているという方が多くて、それが20~30%になってしまうと、かなり疲れている状態です。
その日はちょっとリラックスしながら、最低限これだけはというのを決めてやっていただきたいと思います。
例えばもう「今日はご飯作らないで買ってくる」など、選択肢をラクに変更していただくために、パーセンテージを考えていただきたいです。

また、ストレスをため込まないためには
◆脳を休めるためにボーっとする時間を作る
◆“愚痴を言える存在”を見つける
◆悩みを紙に書いてびりびりに破いてスッキリする

なども効果的です。

弁護士 八代英輝:
愚痴を言う相手はAIでもいいですか?

精神科医・産業医 木村好珠氏:
なかなか人に言いづらいという方には、私もAIをお勧めしています。
1つ注意したいのが、脳を休める時に自然とスマートフォンをいじる方がいることです。
スマートフォンは見ているだけで情報がどんどん脳に入ってくるので、体も脳も休んでいない状態になってしまいます。
本当に休む時は、ボーッと景色を眺めたり、少しミルクや白湯を飲むなどの状況を作っていただければと思います。