高知県は、県内がインフルエンザの流行期に入ったと発表しました。2019年以来、3シーズンぶりです。また、幡多福祉保健所管内の乳幼児施設では、集団感染も報告されています。
高知県によりますと、1月2日からの1週間の定点医療機関からのインフルエンザの患者報告数は129人だということです。定点あたり2.87と流行開始の指標となる“1.0”を超え、「流行期に入った」ということです。
インフルエンザが流行期に入るのは、2019年から2020年にかけてのシーズン以来、3シーズンぶりです。流行の要因は、年末年始の人の移動によるものとみられています。
また、幡多福祉保健所管内の乳幼児施設では、1月6日から10日にかけて、園児と職員158人のうち、15人がインフルエンザと診断され、こちらも3シーズンぶりの集団発生の報告となりました。全員がインフルエンザA型で、重症者はいないということです。
県は、全国旅行支援の再開など、今後も人の移動が活発となるため、より一層注意が必要としていて、新型コロナ対策とともに予防接種を受けることや、うがい・手洗い・マスクなどの基本的な予防対策を取るよう呼びかけています。














