大麻の所持やコカインとMDMAを使用した罪に問われている音楽デュオ「Def Tech」のメンバー・西宮佑騎被告(45)の初公判が行われ、西宮被告は起訴内容を認めました。

音楽デュオ「Def Tech」メンバーのMicroとして活動する西宮佑騎被告(45)は今年2月、東京・渋谷区の自宅で大麻数グラムを所持したほか、千葉県内で車を運転中にコカインとMDMAを使用した罪に問われています。

東京地裁できょう(1日)行われた初公判で、西宮被告は「間違いありません」と述べ、起訴内容を認めました。

西宮被告は被告人質問で、「留学をしていた20歳のときに大麻を初めて使い、帰国後もデビュー直前まで使っていた」と明らかにしました。

今回の事件で使用するなどした違法薬物については、「ハワイで入手し、今年1月に国内へ持ち込んだ。持ち込んだのは今回が2回目だった」と説明し、動機については、「Def Techが20周年を迎えるに当たり、過度なプレッシャーや期待から逃れたいと思い、使った」「過去の曲を超えていけるのかと、生みの苦しみを味わう中で、使うこともあった」と明かしました。

弁護側から「逮捕されて印象に残ったことはあるか」と問われると、「20周年の武道館ライブが6日後に迫る中で逮捕され、車で連行される途中に武道館の前で『見てごらん』と窓を開けられた。落ち込み、悔しかった」「自覚のなさで、スタッフや関係者のみならず、どれだけの方に迷惑をかけるのか、自分にがっかりして後悔し、苦しい」と語りました。

また、「薬物治療のカウンセリングを週に1度受けたり、実家の屋根裏部屋をスタジオにして平日は音楽制作を、土日はサーフィンをしたりしている」「いつ音楽活動を再開できるかわからないが、体力作りをしている」と述べ、社会復帰に向けて日々を過ごしていると明かしました。

検察側は拘禁刑2年を求刑し、一方の弁護側は執行猶予付きの判決を求めました。

判決は6月11日に言い渡される予定です。