サッカー・キリンチャレンジカップ 日本代表 1ー0 アイスランド代表(31日、東京・MUFGスタジアム)

日本代表(FIFAランク18位)はアイスランド(同75位)と対戦し、1ー0で勝利した。前半は久保建英(24)と中村敬斗(25)を中心に攻撃を見せたが惜しくもゴールはならず、スコアレスで折り返した。後半から入った小川航基(28)が42分にヘディングで決勝ゴール。MUFGスタジアムに集まった大観衆を熱狂させ、W杯前国内最終戦を勝利で締めくくった。

場内インタビューに答えた小川は「あれが自分のストロングポイントなので、それを証明できてよかったと思います」と、自身の決勝ゴールを振り返り、「選手たちだけの力じゃ絶対にワールドカップで優勝できないと思うので、本当にサポーターの皆さんの声援と一緒にならないと優勝できないと思うんで、一緒に戦いましょう」と、共闘を呼びかけた。

日本代表のスターティングメンバーはGK・鈴木彩艶(23)DFには板倉滉(29)、吉田麻也(37)、冨安健洋(27)の3人。MF/FWは、遠藤航(33)、田中碧(27)、中村、久保、堂安律(27)、伊東純也(33)、上田綺世(27)が名を連ねた。

15日後にW杯本番を控えた森保ジャパンは前半8分、久保と中村がパス交換で左サイドを攻めあがり、中村の右足のシュートは逆サイドに惜しくも外れ、ゴールキックとなった。14分には吉田が大歓声の中ピッチを去り、伊藤洋輝(27)が入った。試合が膠着する中、W杯本番でも導入される水を飲むための3分間の休憩、ハイドレーションタイムとなった。これは森保監督から直接指示が受けられる貴重な時間ともなる。

日本が攻め手を欠く中、迎えた30分、アイスランドのL.トマソン(25)の左足の強烈なシュートに、スタジアムからどよめきが起こった。日本は36分、セットプレーでこぼれたボールを久保がミドルシュートを放つもキーパーにキャッチされた。さらに38分には久保の右サイドからのクロスに中村がヘディングシュート。これもキーパーに弾かれゴールとはならなかった。

一方、アイスランドも44分に強烈なミドルシュートが炸裂するがGK・鈴木が好セーブを見せ、事なきを得た。前半、存在感を見せたのは2年ぶりに代表復帰を果たしたディフェンダーの富安。豊富な運動量を見せ、攻守でアピールした。アディショナルタイムには久保からのクロスにボレーシュート。キーパーの正面となりゴールとはならなかったがスタジアムを沸かせた。両チームともゴールを奪えず0-0で前半を折り返した。

後半開始から長友佑都(39)、菅原由勢(25)、瀬古歩夢(25)、小川航基(28)の4選手が交代で出場。6分、菅原のコーナーキック(CK)から板倉が合わせるがキーパーに弾かれゴールとはならなかった。さらに10分、菅原のクロスに長友がボレーシュート。これもキーパーに防がれてしまう。18分、伊東のパスをゴール正面で受けた小川がミドルシュートを放つが、惜しくも枠を捉えることはできなかった。

42分、日本代表んい待望の瞬間が訪れた。右サイド、菅原からのグロスが相手ゴール前へ。そこに小川が倒れこみながら頭で合わせると、ボールはゴールに吸い込まれた。これが決勝点となり日本が1-0でアイスランドに勝利した。