■MLB ダイヤモンドバックス4ー1ドジャース(日本時間2日、チェイス・フィールド)

ドジャースの大谷翔平(31)が敵地でのダイヤモンドバックス戦に“1番・DH”で先発出場。4打数3安打で打率は.289まで上昇、今季5度目の3安打をマークした。チームは先発・シーハンの好投を生かせずに逆転負けとなった。

前日5月31日は今季18度目のマルチヒットをマーク、直近4試合で18打数7安打、打率は.389と上昇。ダイヤモンドバックスの先発は今季5勝を挙げている左腕のE.ロドリゲス(33)、通算成績は20打数5安打、1本塁打、打率は.250、今季3月29日に1度対戦し、1打数0安打2四球だった。

アリゾナの気温は38℃、湿度は9%と猛暑、チェイス・フィールドの屋根は閉じられていた。1回の第1打席、速いボールでカウント1-2に追い込まれると、外角高め、ボール球のストレートを打たされて、サードゴロに倒れた。

2回、先頭の4番・M.ベッツ(33)がヒットで出塁すると、続くK.タッカー(29)が四球で繋ぐなど1死一、三塁とチャンスを作ったが、7番・M.マンシー(35)がファーストゴロ、三塁走者がタッチアウト。さらに2死満塁のチャンスを作ったが、9番・A.コール(31)がファーストファウルフライと先制点を奪えなかった。

3回、先頭打者で迎えた大谷の第2打席、カウント2-1から外角高めのカットボールを逆方向に叩いて、5試合連続安打となる左中間へのツーベース。ここから無死二、三塁とチャンスを広げて、3番・F.フリーマン(36)の内野ゴロで大谷がホームに還り先制点を奪った。

4回にはM.ロハス(37)がカウント1-1から外角のボールがストライクと判定され、これをABSチャレンジ(ストライク、ボール自動判定システム)、コースからわずかに外れて判定が覆りボール、さらに3球目も外角のボールがストライク、これにもABSチャレンジを要求し、判定が覆りボール、2球連続で成功させた。そしてフルカウントからの6球目、外角のボールがストライクで見逃し三振、3度目のABSチャレンジを要求したが、今度はしっかりとコースに入っており、判定通り見逃し三振。3度目は失敗に終わった。

1対0とリードして迎えた5回、1死走者なしで大谷の第3打席、1球目、内角へのシンカーを積極的に振っていき、センター前へヒット。2試合連続今季19度目のマルチヒットをマークした。

先発・E.シーハン(26)は立ち上がりから制球が乱れていたが、これがダイヤモンドバックス打線を翻弄、甘いボールが行っても打ち損じるなど1回にヒットを許した以降は、14人連続アウトと5回までわずか1安打に抑えて、勝ち投手の権利を手にした。

しかし、6回、1死走者なしからダイヤモンドバックスの9番・ルーキーのT.トロイ(24)にストレートが真ん中に入ってしまい、メジャー初アーチとなる今季1号同点ソロを浴びてしまった。7回には4番・N.アレナード(35)に1球目のスライダーを狙われて、今季8号の勝ち越しアーチを浴びて1対2とリードされた。ここで好投していたシーハンは降板となった。

リードされたドジャースは8回、先頭で迎えた大谷の第4打席、ダイヤモンドバックス3人目、左腕のB.ガルシア(26)と対戦。カウント1-2と追い込まれると、高めのシンカーを打たされて、ボテボテのゴロ、これが内野安打となり、先頭打者で出塁した。しかし、2番・A.パヘスがライトフライ、3番・フリーマンがファーストゴロ、1塁を踏んで、2塁がタッチプレーに。1塁走者の大谷はスライディングのブレーキでタッチをかいくぐろうとしたが、ベースカバーに入ったショートのペルドモが落ち着いてタッチして併殺完成。ペルドモから声をかけられた大谷は苦笑いを浮かべた。

9回にはドライヤーが走者1人を置いてマーテイにダメ押しの10号ツーラン、ドジャースはシーハンの好投を生かすことが出来ず逆転負けを喫した。