母親たちの心身を支える『産後ケア施設』の現状

2024年8月にオープンした新潟県新発田市の産後ケアハウス・ねんね は、生後半年までの赤ちゃんを育てる母親のための施設で、助産師や保育士が心身のケアや育児をサポートしています。

生後半年の長男と4歳の長女を育てる新発田市の市野瀬陽さん(37歳)はこの日、ヒアリングを受けたあと、2階の個室で体を休めました。

その間は助産師が長男を沐浴させるなどして、午前10時から午後4時まで赤ちゃんを見守ります。

【市野瀬陽(いちのせ・あき)さん】
「授乳の仕方から泣いたらどうしようとかすごく不安な時もあったりして。近くでこう見てもらえる人がいるだけで、すごく心が楽になりました」

料金は、昼食とおやつが付いて1回1000円。新発田市の助成によりこの金額で利用できます。

【産後ケアハウス・ねんね 代表 仲田弥寿子さん】
「まだまだ新潟県新発田市では受け皿が少ない状況で、本当に困った時にお母さんが使える産後ケア施設が無いという現状があります」

こちらの施設には、新潟市や村上市などからも利用者が訪れ、予約は2か月ほど先まで埋まっているそうです。

【市野瀬陽さん】
「予約が取れなかったり、結構先まで埋まったりとかして、使える月齢を超えてしまい使えなくなってしまうことがあるので、もっともっと産後ケアの施設とかが増えると、みんな使えていいなと思います」

代表の仲田さんは、産後ケアの充実が人口減少対策にもつながると考えています。

「子育てを楽しんでしていけるように助けてあげるよ、というシステムがあると、産み育てることを望む人がたくさん増える」

今回の新潟県知事選では、『子育て政策』も大きな争点となっています。
3人の候補者たちはそれぞれ、少子化対策としての産後ケアをどう考えているのでしょうか?