北海道旭川市で、女子高校生(当時17)を橋から落下させ殺害した罪などに問われている23歳の女の裁判員裁判で29日、女は、女子高校生と会った目的を無断でSNSに使われた自身の写真が削除されたか確認するためだったと主張しました。

内田梨瑚 被告
「女子高校生の態度にイライラしていた」
しっかりとした口調でこう述べた、内田梨瑚被告。

2024年4月、当時17歳の女子高校生を監禁して、服を脱がせて撮影し、旭川郊外の神居大橋から川に落下させて殺害した罪に問われています。

内田被告側は、監禁したことは認めるものの、殺人などについては争う姿勢です。

29日は被告人質問が行われ、内田被告は、額の汗を拭いてから傍聴席のほうへ深く頭を下げ証言台に向かいました。

事件の発端は、女子高校生が内田被告の画像を無断でSNSに投稿したことで、内田被告は、弁護側の質問に答えるかたちで女子高校生との会話の内容を述べました。

・内田被告
「(女子高校生から)『お金を払うので許してほしい』と言ってきた。50万円です。最終的にはそのお金で解決しようとした」
・弁護人
「お金を持っていると思った?」
・内田被告
「思いませんでした」
・弁護人
「最初から連れてくる目的ではなかった?写真が削除されているかの確認ですか?」
・内田被告
「はい」
このあと、内田被告は共謀者らと女子高校生を監禁し、神居大橋へ連れていきました。

検察はこれまでの裁判で、橋から突き落とすなどの直接的な行為がなくても、被告の発言や暴行など一連の行為が殺人にあたると主張していて、監禁から神居大橋の出来事について、内田被告が何を語るかが焦点です。
次の被告人質問は6月3日の予定で、判決は6月22日に言い渡されます。














