マツダは、エンジンの燃費向上と力強い走りを同時に実現する世界初の技術を開発したとして、国内の優れた自動車技術に贈られる賞を受賞しました。

マツダが受賞したのは、自動車技術会が主催する「第76回自動車技術会賞」の「技術開発賞」です。開発したのは、エンジンの内部に特殊な膜を塗る「高応答遮熱材料技術」です。

これまでの技術では、エンジンの熱を閉じ込めて燃費を良くしようとすると、内部に熱がこもりすぎ、かえってパワーが落ちてしまうという問題がありました。

そこで、シリコーン樹脂に特殊な細かい粒子を組み合わせた新しい材料を開発。これにより「燃料が燃えるときには熱を閉じ込め、燃え終わったあとは瞬時に冷ます」という、理想的なコントロールが可能になりました。

この結果、燃費の良さと、アクセルを踏み込んだときの力強い加速を同時に満たすことができるようになったということです。