長野県内は、晴れて厳しい冷え込みとなり、14の観測地点で、今シーズン最も寒い朝となりました。


「御神渡り(おみわたり)」の出現に期待がかかる諏訪湖では、11日朝も八剱神社(やつるぎじんじゃ)の関係者が、見回りを行いました。

諏訪市の最低気温は氷点下7.7度と今シーズン最も低くなったものの、岸の近くの湖面に薄い氷が漂うだけでした。

11日朝の最低気温は、野辺山(のべやま)で氷点下17.1度まで冷え込んだほか松本市でも氷点下7.2度など、県内30のうち14の観測地点で今シーズン最も低くなりました。

(宮坂清宮司)「やっぱり自然はちょっとした気温の変化や風によって、刻々と変わるんだなということを日々実感しております」

神社の関係者は、5年ぶりとなる「御神渡り」の出現を期待して、今後も観察を続けます。