広島市の広陵高校硬式野球部で去年起きた暴力行為について、弁護士による第三者委員会は「重大な人権侵害でいじめ」と認定。学校側に再発防止を求めました。
この問題は去年1月、広陵高校硬式野球部の元部員(当時1年生)が、校内の寮で
カップ麺を食べたことをきっかけに、先輩部員4人から暴力行為を受けたなどとして学校に被害を訴えていたものです。
学校は去年10月に弁護士3人による第三者委員会を設置し、調査を行っていました。
28日に公表された調査報告書では、暴力行為について被害生徒と加害生徒、元監督との間に主張の違いはあるものの、集団による暴力行為を認定。「重大な人権侵害であり、いじめに該当する」としました。
学校側の対応についても、いじめの認識が欠如したまま不十分な調査を行い、実態把握に努めなかったと指摘。「閉鎖的・排他的で同調圧力の強い環境を長期間放置した」構造的な問題だとしました。
また、再発防止策としては、元監督を部活動に関わらせず、指導体制を刷新すべきなどとしました。
報告書を受け広陵高校は、被害生徒や保護者に面会し説明をしたことを明らかにした上で、今後、元監督など関係者の処遇を審議し、全寮制を廃止するなど「指導環境の整備に努めたい」としています。














