「簡単に植え替えできない」国史跡が抱える壁

樹木医として舞鶴公園の桜を30年にわたり守り続けてきた、森陽一さんです。

こちらが今回「不健全」と判定された桜の木。

幹には「幹の腐朽が進んでいるため危険な幹を除去し、桜の再生を行う」と掲示されていました。

RKB 武田伊央 アナウンサー「このまま放っておくとどうなる?」
福岡県樹木医会 森陽一 理事「倒れて向こうに転がると大けがする可能性がありますね。危険な幹を除去する、そして横に出ている枝を育てていきましょう。ひとつの桜の再生の方法なんです。舞鶴公園の場合はそう簡単に切って植え替えるってことではなく、再生していくって方法のほうがいいと思います」

というのも、福岡城跡は国の史跡に指定されています。
貴重な遺構を守るため、地面を深く掘り起こす桜の植え替えは認められていません。
今ある桜を守り続けるしかないのです。