原爆の火、東條・トルーマンの子孫が真珠湾に

 

5月20日。
拓道さんも見守る中、「平和の塔」で、採火式が行われ、佐々木さんの息子・祐滋さんに「平和の火」が託されました。

山本拓道さん
「佐々木さんの思いは私も同じような気持ちだし、(父も)亡くなる時に『人間同士が殺し合うような愚かなことは、もうやめないかん』と言って死んだ。それから月日が経ってますけど、まだ世界中で戦争が起きている。父の思いが実現していく形になったらいい」

掲げたのは、「心の終戦」。
その願いとともに、「平和の火」は81年もの時を経て、海を渡りました。

佐々木雅弘さん
「過去の困難な歴史をともに乗り越え、悲しみを未来への希望へと変えるため、このパールハーバーを心の終戦の場所として選びました」

24日正午(現地時間)。
ハワイ・真珠湾には、雅弘さんのほか、原爆投下を命じたトルーマン元大統領の孫、そして、開戦時の総理大臣・東條英機のひ孫の姿がありました。

トルーマン元大統領の孫 クリフトン・トルーマン・ダニエルさん
「私たちが今日ここに集まったのは、過去を否定するためでも、どちらかの正しさを主張するためでもありません。憎しみを憎しみで終わらせず、悲しみをこれ以上繰り返さない。希望の光を未来へつないでいくためにここにいます」

東條英機 元総理のひ孫 東條英利さん
「人類は、和解できる。今こうして私たちが、ここに共にいること自体が、その何よりの証です」