福岡に灯り続ける原爆の火

アメリカのハワイ・オアフ島南部に位置する「パールハーバー」=真珠湾です。

現地時間の24日、日米開戦の地としても知られるこの場所で、”ある火”が灯されました。

実はこの火、アメリカ軍によって広島に投下された「原爆の残り火」なのです。

この火が残されていた場所、それは・・・

福岡県八女市星野村。

山あいの村に、80年以上、絶やすことなく守られてきた火があります。

山本拓道さん
「その火を入れて持って帰って、『おばあちゃんに見せてやろう』と思ったって」

1945年軍人だった山本拓道さんの父・達雄さんは、派遣先の広島で被爆。

自身は、汽車の中にいたため無事だったものの、慕っていた叔父を亡くしました。

爆心地から、わずか450mという場所にあった叔父の家は跡形もなく、残っていたのは、ただただ焼け跡にくすぶる「残り火」だけ。

達雄さんは、叔父の遺骨代わりとして、その「残り火」をふるさとの星野村へと持ち帰ります。