7月1日にアユ漁が解禁されるのを前に、仙台市内を流れる広瀬川で堰を越えられないアユを捕獲し上流に放す作業が行われました。

佐藤綾香記者:
「天然のアユが上流へ遡上していきますが、あのように堰が高すぎて遡上できないアユがあふれています」

仙台市若林区の広瀬川にある郡山堰付近では、26日に広瀬名取川漁業協同組合が堰を越えられないアユを網を使って捕獲し堰の上流に放しました。

広瀬川では、左岸にアユの遡上を助けるルートである魚道が設置されていますが、右岸に迷い込むと堰を越えられず野鳥による食害も出ています。

このため、広瀬名取川漁協は、毎年5月中旬から6月上旬にアユを上流に引き上げる作業を行っています。

広瀬名取漁業協同組合 宍戸宗組合長:
「1回に300~400匹のアユを捕獲して上流に上げた。毎年やっているが、今年は特に多い。広瀬川も何十年ぶりに多い」

広瀬川では、5月8日にアユが大量死しているのが見つかりました。農業用水の取水などによる水不足でアユが堰を越えられず、酸素不足に陥ったとみられています。

漁協は県や仙台市に対して、アユが、スムーズに遡上できるような堰に改修するよう求めています。広瀬川では7月1日にアユ漁が解禁されます。














