年末年始に中断していた「全国旅行支援」が、割引率を引き下げて10日から再開しました。
福島県内の旅館からは、期待が声が寄せられた一方、今後も支援の継続を求める声も聞かれました。
10日から再開した全国旅行支援。
去年12月27日までは40%の割引率でしたが、20%に引き下げられ再開しました。
会津若松市の東山温泉にあるこちらの旅館では、正月終わりから4月まで、閑散期に旅行支援が実施されることから、喜びの声が聞かれました。
庄助の宿瀧の湯・齋藤純一会長「観光あるいは宿泊業にとっては、非常に良いことだろうと思っていますけどね」
こちらでは、去年の旅行支援の影響で去年10月から年末までの客足は、コロナ禍前の8割まで回復しました。
一方で、不安な気持ちも拭えません。
庄助の宿瀧の湯・齋藤純一会長「お客さんの動きもいいんですけれども、逆にそれが止まった時どのような現象になるんだろうっていうのは大きな不安の1つですよね」
今回の旅行支援の実施期間は、今年3月末までとなっていて、今後も長期的な支援が必要だと話します。
コロナ禍で旅行形態が団体から個人に変わったことを受けて、この旅館ではアフターコロナを見据えた改修工事を行っています。
庄助の宿瀧の湯・齋藤純一会長「長時間でもご満足いただけるような施設づくりに変えなきゃいけない時期だろうっていうことで」
齋藤会長は、再開した旅行支援が冷えこんだ観光業の回復への一助になればと期待しています。
庄助の宿瀧の湯・齋藤純一会長「観光業・旅館業のみならず、その地域経済を潤すことになりますので、どんどん来ていただいて地域の経済の活性化に寄与していただきたいと思います」














