世界記録を上回れば賞金最大1億6000万円。アメリカ・ラスベガスでドーピングを容認した国際競技大会が行われ、スポーツ倫理を覆すと波紋が広がっています。
スポーツ倫理を覆す“ドーピング規制なし”の大会開催

高柳光希キャスター:
現地時間24日にラスベガスで行われた「Enhanced Games(エンハンスト・ゲームズ)」。「Enhanced 」は強化されたということを意味します。
この大会は、ドーピング規制を設けない形で行われたスポーツ大会です。筋肉増強剤のテストステロンや成長ホルモン物質、興奮剤など、薬物はFDA(米国食品医薬品局)承認の物質のみ使用可能です。
医師の監督のもと、“適切に管理されたドーピング”を行い、体調などもモニターチェックしているということを大会運営側は主張しています。
ドーピングするかは自由であり、使用せずに出場する選手もいます。今大会では、出場者42名のうち4名が使用せずに出場しました。

大会では3つの競技が行われています。
▼陸上
▼競泳
▼ウエイトリフティング
参加選手42名のうち29名がオリンピック出場経験者です。
そして、多額の賞金も設けられています。
優勝賞金は25万ドル(約4000万円)、世界記録を上回った場合、最高で100万ドル(約1億6000万円)が付与されます。
2025年の東京世界陸上では、個人種目の優勝賞金は7万ドル(約1100万円)でした。
エンハンスト・ゲームズの競泳・男子50m自由形の場合、参加者4名のうち4位まで賞金が出るので、実質参加するだけで賞金獲得となります。
そして、1位の選手は世界記録を上回る記録を出し、125万ドル(約2億円)を獲得しました。














