2024年、北海道江別市で男子大学生が集団暴行を受け死亡した事件で、強盗致死などの罪で起訴された男女6人のうち3人の初公判が始まりました。
検察が、被害者への暴行がエスカレートしていく様子を指摘しました。
強盗致死などの罪に問われているのは、大学生だった川村葉音被告(21)と高校生だった被告の男(当時18)、そして少年(当時16)の3人です。
3人は2024年10月、江別市の公園で、同じく起訴されている八木原亜麻被告(21)と交際していた大学生の長谷知哉さん(当時20)に集団暴行を加え、キャッシュカードなどを奪い死亡させた罪に問われています。
この事件では6人が強盗致死罪などで起訴されています。
6人のうち3人は長谷さんとは面識がありませんでした。
注目の初公判で、川村被告は黒のスーツ姿で法廷に現れました。
裁判官「理解はできましたか?」
川村葉音被告「はい」
裁判官「起訴事実に間違いは?」
川村葉音被告「間違いありません」
高校生だった男(当時18)と少年(当時16)も、「間違いありません」と述べ、起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で「暴行で恐怖感情から抵抗できなくした上で、金品を奪う目的でキャッシュカードなどを奪い暗証番号まで聞き出した」と指摘。
その後、執拗な暴行について説明しました。
1回目の暴行はおよそ6分間、午後11時21分に始まり、間もなく川村被告が動画の撮影を始めます。

被害者の胸元を踏みつけて血が飛び散ったことから「弁償しろ」と求めて、財布やクレジットカードなど金品の要求を開始。執拗だったのは3回目の暴行で、午前0時過ぎから2時間ほど続きました。
検察官
「金品の要求が始まった後に、断続的に与えられた暴行は2時間にも及び、長時間で執拗なもの」「被告らに金品を奪う意図が生じた後の暴行が被害者の死亡結果に繋がった」

一連の暴行では服を脱がせて全裸にさせ、髪にライターで火をつけ、背中にタバコを押し付ける様子も撮影されていたと検察は指摘しました。
判決は来月25日に言い渡されます。














