2人に1人が再犯、その現実

今、全国の刑務所は大きな転換期を迎えている。

「主文、被告人を拘禁刑1年に処する」――。

拘禁刑(こうきんけい)。受刑者の更生と再犯防止を目的にしたこの新たな刑罰は、山形県内でも去年7月の裁判で初めて判決として言い渡された。

背景には、深刻な再犯率の高さがある。

全国的に刑法犯の検挙件数自体は以前に比べて減少しているものの、再び罪を犯して検挙(逮捕されるものに限らず)された人の数は大きく減っていない。

現在、検挙された人の「2人に1人」が再犯者という状況なのだ。