赤字国債をめぐって18日、長期金利が一時2.8%にまで上昇しました。これは29年ぶりの高水準です。国債と長期金利について見ていきます。

国債の起源は「軍資金調達」 ナポレオン戦争の“真の英雄”に

そもそも国債とは、いつ・どのように生まれたのでしょうか。

原点は1692年のイングランド。当時の国王「ウィリアム3世」は、圧倒的な軍事力を誇るフランスの「ルイ14世」との戦争で資金難に陥っていました。

それまで戦費は「国王個人」が商人などから借金をしていましたが、それでは到底足りず、より資金を集めるために生み出されたのが、将来の税金を担保に「国家の信用」で借りる「国債」という仕組みです。

これにより、莫大な軍資金の調達に成功しました。

これが後の「ナポレオン戦争」の大きな原動力になったとされています。ナポレオン軍を打ち破った真の英雄は「国債」だったとさえ言われているのです。