■明治杯全日本選抜レスリング選手権(23日、東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館)

今年、愛知県・名古屋で行われるアジア大会の代表選考を兼ねた明治杯全日本選抜レスリング。パリ五輪レスリング女子76キロ級喫メダリストの鏡優翔(24、サントリー)が決勝で松雪泰葉(26、ジェイテクト)を破り、3年ぶり3度目の優勝を果たした。そのあとに行われたプレーオフも制し、アジア大会代表に内定した。

鏡は1年4か月ぶりの実戦復帰となった昨年の全日本選手権で松雪に敗れ、2位となった。アジア大会代表に内定するためには今大会の決勝で松雪に勝ち優勝。さらに同日に行われるプレーオフでもう一度、松雪に勝たなければならない。

決勝の第1ピリオドは静かな立ち上がりにとなった。慎重に攻めた鏡が1点を獲得した。第2ピリオドに入ると積極的にタックルを仕掛けポイントを重ねてゆく。鏡が6-2で松雪に雪辱を果たし、3年ぶり3度目の優勝。アジア大会代表内定の行方はプレーオフへともつれ込んだ。

表彰式をはさみ決勝からおよそ2時間後に行われたプレーオフ。代表の座をかけ鏡と松雪が再び激突した。第1ピリオドは決勝と同じように静かな立ち上がりとなり、鏡が1点のリードを奪った。この試合でも第2ピリオドから積極的にタックルを仕掛けていった鏡が3-2で涙の勝利。アジア大会代表を勝ち取った。